【赤バラの完成形】イングリッド・バーグマン【世界殿堂入り】
庭のバラを紹介させていただきます。
「イングリッド・バーグマン」です。
品種名は欧米で活躍された、スウェーデン出身の大女優の名前からです。
光沢のある赤色が本当に美しいです...
光沢のある赤バラの完成形ともいわれる品種です。
2000年に、世界バラ界連合選出の、
「世界殿堂入りのバラ」となりました。
四季咲き大輪。
主に一輪咲きで、花付きが良いです。
唯一残念なのが、微香です。
雨で傷みにくいですが、
暑さには弱いので夏に下葉が落葉しやすいので注意です。
樹勢、耐病性ともに普通だと思います。
庭に色んな品種のバラを植えていますが存在感No.1です!
やっぱりバラは赤色だな・・・と改めて思わせてくれる品種ですね。
我が庭でも、その名に恥じない主役っぷりです。
名前のもととなったイングリッド・バーグマンは
1982年に亡くなられておりますが、
2015年で生誕100周年ということでドキュメンタリー映画、
「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」
が制作されたようです。(2016年に劇場公開)
多くの方に愛されていたことが分かります。
1915年にスウェーデンで生まれました。
幼くして両親を亡くされ、叔父のもとで育てられたようです。
17歳でオーディションを受け、演劇学校に入学されました。
多くの作品に出演しながら演技力を磨き、
アカデミー賞に7度もノミネートされ、3度も受賞しています。
気品あふれる美貌で、多くの人を魅了しました。
その一方、プライベートではスキャンダルも多かったようです。
不倫、三度の結婚・離婚など、バッシングも多いなか
自分らしくあり続けたことはすごいです。
「私は多くを望まない。ただすべてが欲しいだけ」
という名言も残されています。
これからも語り継がれていくであろう稀代の女優さんですね。
(気になってNetflixで探しましたがありませんでした…)
雨に打たれながらも、
気高くあり続ける姿は本当に美しいです。
いかなる状況でも、自分らしくあり続けた姿を体現しているようですね。
大女優の名に恥じる事ない「王道」のバラを紹介させていただきました。
花付きも良く、主役としてぜひおすすめしたい品種です。